2014年冬
雨のパリ
シテ島から南に・・・。雨の中、サンミッシェル界隈を歩きました。
冬の枯れた樹木も、建物と良く合います。
樹の影が壁に映ったように、ペイントされています。
雨の日は特に石畳が美しい。
地面も雨でしっとりして、風景が絵のように見えます。
Paris Île de la Cité
パリ、シテ島
シテ島の歴史は、紀元前1世紀にさかのぼり、
10世紀末には行政機関も設置され王権の中枢となったようです。
ノートルダム大聖堂や、今回初めて中に入ったサント・シャペル教会・・・
ゴシック建築の見どころがたくさんあるシテ島を歩きました。
メトロのホームもクラシックな雰囲気です。
観光地だけあっておみやげ屋さんがずらっと軒を連ねています。
遠くに、サント・シャペルと裁判所が見えます。
礼拝堂、聖母マリア像
サント・シャペルの中の素晴らしいステンドグラス。
15のガラス窓には創世記からキリストの復活までの
人類の歴史が描かれているようです。
Au Vieux Paris
オーヴィユパリ、冬は藤の木がすっかり葉を落としていますが、
それがまた絵になります。
鳥などのオブジェを飾ったり、アスファルトの隙間に花を植えたり、かわいいオーベルジュです。
BLANC D’IVOIR ブランディボワール Nouveauté
ブランディボワールの今年のトレンドは、リゾート感溢れるカラーコーディネイト。
メインエントランスにレイアウトされたベッド。
マットなオレンジ、ブルー等のフランス色が目を引きます。
白い漆喰の壁や木の床にソファやベッドをこのような配色でポイントを置くと、
南仏の太陽を感じるお部屋が演出できそうです。
こちらも今年の新入荷アイテム・・・
定番のコンソールとナイトテーブルです。
使い勝手も改良され、
安心してお使いいただける商品になっています。
やはり、この色の組み合わせはブランディボワールらしくて、しっくりきますね。
フランジュールの店舗でのご紹介を、ぜひお楽しみに。
本日はMaison&Objet初日。
毎年、拡張されているホール、
このサロンのために改善され大きくなっているような気がします。
いつもの7号館のエントランス。とてもスタイリッシュです。
南仏のブランド、CoteBastide コテ バスティドのブースに来ました。
フレグランス、リネン、インテリア雑貨をチェックします。
キャンドル、オードトワレ、ソープ、バスジェルなど、
同じ香りで揃えられるのが魅力ですね。
いつもながら、癒される香りとパッケージです。
すみれの並ぶテーブルに、新作の白い陶器。清々しいです。
ジャルダンシリーズのハーブ系フレグランス、バーベイン・タイム・ミント。
そしてフラワー系のフレグランスは、リラ・ジャスミン・ジュネ・・。
印象的なパッケージで登場です。
続いて、クリスチャンヌ ペロションのスタンドです。
いつも仲の良いファミリーです!
今回も素晴らしい作品ばかり。
落ち着いた色合いと質感が、何とも言えません。
ペロションの陶器はフランジュールの店舗でも人気が高いアイテムです。
南仏アヴィニョンのヴォックスポプリのスタンドも。
オブジェのシリーズが増えて、パスカルワールド全開。
不思議の国です。
今回もMaison&Objetのために、パリを訪れました。
展示会前日、いつも立ち寄るボンマルシェを覗いてきましたが、
LE GRAND EPICERIEの食品館が全館大規模リニューアルしていました。
デパートの食料品売り場とは思えないほどスタイリッシュで、
何かの展示会場?と思うくらいです。
お水の陳列には眩いばかりの光をあて、透明の美しさを演出。
鮮魚コーナーも、貝や魚がまるでタイル絵のよう。
『見せること』に集中したディスプレイでした。
パティスリーが美しいのは勿論、感心したのは、卵の陳列。
カラフルな容器に自分で選んで入れる。アートです。
野菜や果物のコーナーはトラックが置いてあり、
天井からは光が差し込むようなライトで演出・・・
以前の高級食料品売り場から、まるでギャラリーになったようです。
置いてある食材はというと、パリでも手に入りくいものを一挙に集めているようで、
こだわりのものを求めるお客様をターゲットにしています。
Musee de Orangerie オランジェリー美術館
ゆっくり、フランスの印象派の画家の絵を見に行きました。
前回行った時は日本にお引越しで見れなかったモネの睡蓮の部屋を
やっと鑑賞することができました。
もともとチュイルリー宮殿のオレンジ温室だったそう。
こちらも数年前にスタイリッシュにリニューアルし、光差し込む美術館となっています。
モネの部屋は2つあり、それぞれ4枚の絵が360度パノラマの世界で観ることができます。
以前に行ったジヴェルニーのモネのアトリエの庭にある睡蓮の池が蘇ってきました。
階段を下りるとフランスの印象派の画家たちの絵を見る事ができます。
初めにゴーギャンが出迎えてくれ、続いてルノワールやセザンヌ、モディリアニ、ユトリロ、ピカソなど
それぞれの素晴らしさに見入ってしまいます。
こちらはユトリロの部屋、パリを愛した画家だけあって哀愁が漂ってきていいですね~
こちらは、美術館ができるまでの模型です。
空間と模型とのコントラストが面白く素晴らしかったです。
パリの子供たちは、こうやって小さい頃から本物を見て育つのですね。
先生の言うことを聞いて皆おとなしくしてました。
改めて、日本はやはり日本の美しさを子供の頃から見せるべきと思いました。
いつまでもいたい気持ちで名残惜しいですが、表へ・・・
公園や美術館の周りをジョギングしている人が目立っていました。
公園の像の上に鳥が止まって動きません。